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なぜ雲があるか知りたかった

  俳優で作家の石原良純(40)に、気象予報士の肩書が加わったのは97年だった。ダイビングに小型船舶、スキーなどのレジャーを楽しむ、根っからのアウトドア派。「明日楽しく遊ぶには、天気を知らなければね。天気は趣味との接点でした」。子供のころから雲に対して、並々ならぬ興味を持っていた。「実家が海のそばにあってね。僕は部屋の窓を開けて、毎朝必ず広い空を見ていたんですよ。どうして、あそこには雲があるんだろう、何であそこにはないんだろうって、いつも不思議に思っていた。そうやって考えるの、楽しいでしょう?」。
 気象予報士を受験したのは、お天気キャスター森田正光さん(52)の勧めもあった。「資格を取るというよりも『君の疑問に答えてくれるよ』と言われて勉強を始めたんです。それで気象学の本を読み始めたら、今まで疑問に思っていたことに続々と答えてくれるんだよ。驚いたね」。

 試験は2度目の挑戦で96年3月に合格。翌年に資格を得た。「最初はね、合格してもテレビでお天気キャスターをやるつもりはなかった」という。だが「空の楽しさを伝えられる番組になるのならいいかなと考え直して」と、01年4月からフジテレビ「FNNスーパーニュース」(月~金曜午後5時54分)に出演。お天気キャスターとしてお茶の間に登場した。

 空の楽しさ。インタビュー中に何度も繰り返した言葉だ。日本の空は、世界中で最も多様な雲を見ることができるという。そして、楽しむためには、まずは自分で見て、感じることが必要だと強調する。「空を見るのは、地方も都会も同じ。都会だからダメということはない。窓を開ければ空を見ることができるでしょ。まずは見ること。そして感じることです。本来、動物が持っていたセンサーを失わないで感じることなんですよ」。

 今後は俳優、作家、気象予報士の「3足のわらじ」をどうこなしていくのか。「僕も40歳のいい年になったので、自分の持っているものを相乗効果でやっていきたい。それは、二酸化炭素廃絶運動かもしれないし、小説を書くことかもしれない」。

(日刊スポーツ)

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